本当は、自分の商品・サービスの単価を上げたいけれど、単価を上げるのが怖い。
単価が上がることで、見込み客が離れて行く可能性もあるし、それよりも心苦しい…。
真面目なあなたは、そう感じたことないでしょうか。

フリーランスの人って
自由に価格が決められるし、いいなぁって思ってたけどそうでもないのね。

全く平気な人もいると思うよ。
メルカリコンサルとか言って、20万円くらいとってた方もいるけど、中身は出品方法の説明くらいだったし…僕は購入していないけどね。
今日は、あなたが心置きなく自分の商品・サービスの単価を上げられるようになる考え方と方法を紹介します。
この記事を読むとあなたはこうなる!
- 単価を上げにくい要因は、自分の考え方だとわかる
- 相場の10倍の価格であっても自信満々で売り、顧客が途切れない人もいる
- 単価をあげるために今日からできることがわかる
自分の商品・サービスの単価を上げるために問題の原因を探る
僕が公務員からフリーになって暫くした時に、この「単価を上げるのが怖い」という悩みに直面しました。
ありがたいことにそれなりに仕事はあり、公務員の時と同じ程度の月収は確保できましたが、それでは、この先、生活が豊かにならないと感じたのが事の発端でした。
だから、絶対に商品・サービスの単価を上げていく考え方を身につけたかったのです。
また、自分の欲だけではなく、商品・サービスの単価を上げなくてはいけない理由はこちらに書いています。

僕が商品単価悩んでいる時に、同じ様な悩みを抱えているフリーの方にも単価を上げにくい理由を聞いてみました。
単価を上げると既存客も去って、見込み客の獲得が難しい
例えば、最近多くなってきた○○コンサルを1セッションを1万円でスタートしたとします。
やっとの思いで獲得した数名のお客様。
これを12,000円で集客しよう…となれば、不安にもなります。
1万円でも高いって思われている方もいるかもしれないのに…さらに価格を上げて集客するなんて無理じゃない?
こんな気持ちになるようです。
もちろん、僕も同じことを何度も思ったものです。
自分も苦しい時があったから、良心的な価格で提供し続けたい
この気持ちは、未だに捨てることはできません。
ビジネスについて右も左も分からない僕が、何かを学ぼうとしても、2015年頃から流行りだした起業系の塾はとんでもない価格だったために、手も足も出ませんでした。
私は何もかも捨ててまでも自分のしたかったことに挑戦する人を心から応援したい。そして笑顔になってくれることを望んでいます。もちろん、翌月または再来月には成果が出るように万全の体制でサポートします。だから、38万円払って入塾を!
当時、38万円が支払えない自分も情けなく思ったのと同時に、本当にこれから起業して頑張ろうって思っている人を応援するつもりがあるのだろうか…
なんて思ったものです。
ですから、僕の場合、価格を上げたいなぁと思っても、なかなか価格を上げることができませんでした。(今でも十分に名残はあります)
驚くほどの価格で家具を製作し、販売している方に出会った
こんな悩みをもっている時に、驚くほどの価格で家具を製作されている方に出会いしました。
彼は自分で家具を製作し、直接販売されているのですが、椅子1脚でも10万円はするほどの高単価です。

失礼ですが、もう少し大きな家具を作っていただくと100万を超えていますよね。IKEAに行けば10万円も出せばそれなりのものが買えるのに、購入される方がいるのでしょうか。。
私にすれば「高いなぁ」って言われるのは褒め言葉なんです。
反対に「安いなぁ」って言われたら辛いですね。
私が作る家具は、一生物というかむしろ、世代を超えて使っても飽きないし、壊れないものを作っていますから、高くて当然なんです。
もちろん、最初からそんな自信満々な物が作れた訳ではありません。
でも、今は「高いのなら量販店で買ったらいいじゃないですか?」って心から言えるようになりました。
そうなってからお客様に恵まれたのか、今では既存客の方が次々と注文をとってきてくださるので、正直言うと生産が間に合ってないのです。そうしてずっと付き合ってくださっている方は、物の背景にあるものも感じとってくれている気がするんです。
あなたは、この話をどう感じたでしょうか。
僕はこの方と出会ってから大きく行動を変えました。
そして、サービスによっては単価を気兼ねなく上げましたが、仕事は増えていきました。
そこで、実際にどの様な行動をとったのか?紹介します。
商品・サービスの単価を上げ続ける具体的な3つの方法
こうして振り返ってみると、当然のことを丁寧にするかしないか…だけの違いだということに気付きます。
その1 自分の商品・サービスを別の角度が見る練習をする
僕の場合、webページを作ったり、企業や会社のwebページの管理、執筆をする仕事をメインとしています。
ライターとしての仕事も、山ほどあります。
ところが、オーダーされたことをただ文章にするだけでは、精々1文字1円程度の仕事になってしまいますから、「文章を書きますよ」というスタイルでは仕事をとっていません。
「文章を書く」という仕事を別の角度から見ると…
- あなたの仕事の価値をより大きくする
- 自分の仕事に絶大な自信がもてるようになる
そんな仕事をしています、という風に伝えています。
あなたのしている仕事についても、少し見方を変えるだけでもとんでもない価値が隠れているはずです。
ただ、それを見つけるのは、慣れるまではなかなか難しいかもしれません。
ですから、僕の場合は、歩きながら
「落ち葉が私たちに与える素晴らしい価値はなにか?」
「蝉の鳴き声は僕たちの生活にどんなメリットを提供してくれるのだろう?」
なんてことを考える練習をしています。
この練習は、個人事業主の方には特にオススメで、自分の商品・サービスの価値を高めることができると同時に、ちょっとした相談を会社などから受けた時にも、予想以上の価値をお伝えすることができるようになります。
先月も大きな会社から相談を受け、その夜に思うことをレポート形式にまとめて送付しました。
もちろん、その会社とこれから一緒に一つのプロジェクトを一緒に進めることになりました。
庭の草を見ながら、頭が変じゃないの?って自分で思うこともありますが、そんなものからでも価値を産む練習をし続けていて良かったなぁと思った瞬間でした。
その2 学び、試す時間を毎日設ける
家具職人の方が高単価でも平気で販売できるのは、技術にこれまでの経験がどっさりと詰められていたからだと考えました。
ということは、自分がメインとしている仕事については、常に学び続ける必要があります。
当然のことと言えば、当然ですが、仕事がうまく行っている時に限ってこの事を忘れてしまいがちですから、家具を作る技術を身につけるような気持ちで毎日学ぶ時間は確保しています。
- なんでもないものに大きな価値をつける練習
- 大好きなライターさんの記事の視写
- 為替相場(FX)・株の過去チャートの分析
- 読書
たったの60分程度で、これら全ての事はできませんが、何かしら必ずする様にしています。
その3 これが最も重要!自分との約束を守る
他人との約束を守るのは、当然です。
これはほとんどの方が、成し遂げようと日々努力・工夫をされているはずです。
ところが、自分との約束は簡単に破ってしまうのです。
例えば、Blogを週に1本は書こうと決めても、この約束は簡単に破ってしまうのです。
(僕も散々これまで破ってきました)
ダイエットも自分との約束を守る・守らないかだけで結果は大きく変わるはずです。
だから、自分との約束を守る練習から始めました。
最初の段階は、簡単で今日からでもできそうなことを約束として定めます。
恥ずかしいですが、こんなところから始めました。
- 一日のスケジュールを手帳に毎日書く(5分)
- タイムリミットを使って仕事をするものを決める
- 勉強の時間を毎日確保する(60分)
- 請求書をすぐに送る(後回しになりがちでした)
スケジュールを手帳に書いても書かなくても、誰かにご迷惑をかけることはありません。
そう考えると自分との約束は簡単に破ってしまいます。
そして、結局、何をしても続かない、できない、結果がでない自分を自分で作ってしまいます。
これでは、当然単価を上げてもやっていける自信ももてません。
だから
を作ることにしたのです。
単価を上げるのが不安というのは、周りの状況が問題ではなく、自分自身が問題だったのです。
あなたが得意とすることで、誰よりも必死で勉強をし、実践したと言えるのであれば、きっと商品単価も気軽に高くすることができるはずです。
まとめ
商品やサービスの単価を上げるための準備として、今日からでもできることを紹介しました。
これは、来月から実践しても、来年から実践してもいいのですが、今日から1つでも実践して欲しいと思います。
- 自分の商品・サービスを別の角度から見る練習をする
- 毎日、少しでも将来のために学ぶ時間を確保する(今うまく行っている人は特に注意)
- 自分との約束を守る練習をする
大きな額でも自信をもって受け取れる自分になる!
自分のことをなんとかしたいって思うのに、つい自分との約束を破ってしまうっていうところをみると、人間って不思議な生き物だなぁと思います。
単価を上げたいけれども、もう少し仕事を増やしたいという方はこちらをご覧ください。

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