数学的に物事を考えるのが好きなマスオです。
FXに挑戦して、いつかは億トレーダーに!とあなたも思ったことがあるはず。
億とは言わなくても、デイトレードで2万円ほどとれるようになれば、退職できる!そんな夢があるかもしれません。
僕の場合で言うと、公務員でしたが、退職をしてもトレードの利益と他のやりたかった仕事の収益で、家族がいますが、十分生活できています。
とりあえず退職!というくらいならトレードが助けてくれるので、そこに至るまでの大切なことをお伝えします。
100%破綻させないつもりでFXをしよう!
相場の世界に100%はありませんが、限りなく100%に近い状態を維持したいものです。
コロナ相場もこの考え方がベースにあったので、EAでも無事に乗り越えることができましたので、参考にしていただけたら…と思います。
どうすればそれができるのか、それでどの位の利益が出るのか解説します。
FXトレードのやり方よりも資金を守ることが大切!
当たり前の話ですが、トレードを行う資金がないとFXを行うことはできません。
マジで資金を真剣に守る努力をしないといけない!
資金の管理は最も重要ですが、実際はかなり軽視されているように思います。
少しの気の緩みが大変なことになり、たくさんの方の悲鳴も聞いてきました。
直近で分かりやすい事例が、原油先物。
この2,3日で1か月分の給与が溶けた。
— gonchan0810 (@gonchan0810) December 10, 2014
原油安は行き過ぎていると思うんだけど、マーケットはそんなもんでしょうね。個人的にはWTI$80~90前半がフェアバリューだと思う。
うまく行っていれば、大きな利益が得られたかもしれませんが、失敗した時のリスクが大きいなぁと感じます。
で、資金がなくなってしまい、またFXトレードに挑戦するのであれば、再度資金を貯めて入金するしか道はありません。
過去に溶かした経験があるので、その辛さは痛いほど分かります。

溶けてなかったら、今日も少し利益が出せていたのに…。
こんなアルバイト生活もういやや…。
この辺り、リアルに想像しておくことはとても大切です。
では、どうしたら、資金が守ることができるのか?チャートを使って詳しく解説します。
資金がほぼ100%溶けにくい状態にする方法
これも単純な話です。
極端な例を挙げると、
ということです。
ところが、これでは、利益率がかなり低くなってしまいます。
ですから、初心者の方が損切りをせずに長く相場で生き残るには、どのくらいのロットでトレードをすればいいのか実際のチャートで見ていきましょう。

2013年以降のドル円のレンジ幅の目安
2013年からの大まかなレンジ幅です。
およそ2000〜2500pips。
レンジ幅はこれから縮小傾向にむかうと思われますが、このレンジ幅の半分ほど逆行しても、問題ないくらいのロットでトレードをすれば、損切りをしなくも生き残れるということになります。
初心者の頃や資金が少ない場合、
こんな経験をしたことがあるので、こんな考え方でトレードをしていたこともあります。
すごい利益はでないですが、このスタイルなら資金が溶けるリスクはかなり抑えられます。
コロナ相場で大変な思いをした!という方は、同じ失敗をしないよう、一旦はこの考えに近いくらいロットを落とすのもいいと思います。
では、仮に1200pipsの逆行でも問題ないという目安をみていきましょう。
大きく逆行しても問題に感じない資金量とロットの関係
FX初心者をイメージしているために、小さい資金、小さいロットで考えていきましょう。
ここでは、スワップやスプレッドを無視しています。
になります。
ということは、1200pips(12円)の逆行に耐えるのであれば、12000円程度あればOKということになります。
少し余裕をみて整理をするとこの様な感じになります。
資金 | 15,000円 | 150,000円 | 1500,000円 | 3000,000円 | 6000,000円 |
ロット | 0.01 | 0.1 | 1.0 | 2.0 | 4.0 |
資金が15万円程度あれば、トータルで0.1ロットくらいまで入れることができるので、ナンピンをしながらトレードをしていけば、よほどの事がない限り、資金が溶けることはありません。
この様な方法でも、月に5〜10%弱くらいの利益は出ますので、コツコツ積み上げていけば、資金はゆっくりとですが増えていきます。
初心者のうちはこれくらいリスクを抑えて、相場観というのを身に着けた方が、結果として早く資金が増やせるというのが僕の結論です。
FX商材屋さんは派手な履歴を公開されています
FXをもとにした商材はたくさんあります。
- ミラートレード
- EA(自動売買ツール)
- トレード手法・コミュニティー参加権利
全ての商材が悪だとは思っていませんが、1トレードで数百万円も稼ぎ続けている方が、一生懸命に宣伝をし、かなりの高額で販売されていることに疑問を感じます。
そして、大抵の場合、かなり大きなロットでの取引履歴のスクショが公開されています。
これが、多くの人が資金を失う一つの要因になっている様な気もします。
ですから、僕の場合は他人の履歴を敢えて見ない様にしていたこともあります。
まとめ
FXで資金を一時的に増やすことは簡単ですが、長期的に増やすには、資金を守ることが必須です。
そこで、今回は、かなり大きく相場が動いてもすぐに破綻することのないロットの目安を紹介しました。
目安としては
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