FXで安定して勝てる技術を身に着けておくことは、これからの時代、かなり重要。
ただ、簡単にその技術が身につくことはありませんが、反対に、真面目に少しずつ継続的に勉強をすれば、FXトレードで十分利益を出し続けることはできる様になります。
例えば、FXの業界で月利5%だと言うと、雑魚プレイヤーの様な印象がありますが
になりますので、僕は雑魚プレイヤーで十分だと思います。

爆益を上げて相場から去っていった方々を見てきた僕なりの結論は雑魚プレイヤーが最強!ってこと。
とは言っても、FXで勝っていくには、相場の性質を知ることが大切です。
その中でも、知っておきたいのはエリオット波動理論。
専門書もたくさんあり、読み漁りましたが、結局のところ難しいことを理解する必要はありません。
そこで、
を解説します。
エリオット波動理論の基本的な部分だけを理解すればOK!

FX初心者向けのエリオット波動理論の超基本モデル
まず、FXで最もトレードしやすいのは、エリオット波動の第3波だということを覚えておく必要があります。
世の中には、無数に手法がありますが、この第3波狙いだけに絞ってトレードをしても十分利益を出すことは可能です。
なぜ、第3波がいいのか、簡単にまとめておきます。
心理的にはこんなイメージです。

FX初心者向け・エリオット波動上の大雑把な心理状態
第1波 | そもそも、勢いよく出る波の起点を予想するのは不可能なためにトレードはできない。できたチャートを見て、第一波と判断する必要がある。 |
調整2波 | 第1波の利確や逆張りが入ってくるためにジグザグしながら、価格が下落してくることが多い。 |
第3波 | 調整2波が終わったことを感じることができればトレード可能。リクスリワードの良い状態でトレードができる。 |
調整4波 | 第3波の利確や逆張りが入ってくるためにジグザグしながら、価格が下落してくることが多い。 |
第5波 | 調整4波の反転を狙うトレードが可能。しかし、3波ほどは勢いがないことの方が多いために、早めの利食いがいい。 |
とても大雑把ですが、第3波を狙ってトレードをするなら、知っておきたいことは、これくらいのことで十分です。
ですが、あなたはここでこんな事を思ったはずです。
これに僕も随分悩まされました。
トレード解説なんかを見てもほとんどが後付けで、出来上がったチャートを見れば、何とでも自由に言えるよねという疑問が残ります。
ですから、エリオット波動の第1波〜第3波の定義(考えなくてもいい約束)をすることが重要になります。
FXチャート上で見えるエリオット波動の具体例

エリオット波動にも見える(FX初心者向け)
初心者の方でも高値安値が分かる定義にしたがってラインを引いてみました。
でも、見方を変えると、次の様に見えます。

どちらが正しいチャートに見方になるんだ?(FX初心者向け)

どちらが正しい見方になるの?
どちらの見方も正しい
こうなるのですが、結局何でも良いという見方をすると、いくら素晴らしいトレード手法があったとしても、安定したトレードをすることはできません。
だから、トレードを組み立てる際に最も重視するポイント、高値・安値を決める定義を明確にする必要があります。
これまで、多くのトレーダーにお会いしてきましたが、この高値・安値は感覚的に決めているという方が圧倒的に多い印象です。
とても重要なことなので、もう一度言います。
これでは、勝てるようになるまでに、僕の様に相当な時間を要してしまいます。
高値安値の決め方(初心者向きの定義の一例)
このラインはどの様にして引いたのか解説します。
- 期間20の移動平均線を表示させる
- 移動平均線のうねりの直前の尖った部分が高値(安値)と定義する
- 高値と安値を直線で結ぶ
これなら、機械的に作業をするだけですから、解釈による大きな違いは生まれにくくなります。
動画でも解説しています。
ここで紹介した方法が全てだとは思いません。
大切なのは、高値安値を決める時に機械的に作業ができるルールを定めることです。
そのため、
- MACDの形状と組み合わせて判断する
- RSIの数値と組み合わせて判断する
- 高値(安値)と思われるローソク足前後5〜6本程度をみて判断する
こんな方法を使って高値安値の定義を決めることもできます。
すると、複雑な形をしていたチャートがすっきりして第3波も捉えやすくなります。
エリオット波動第3波を狙うトレード方法
この様に見ると、調整2波が落ちてきて、反転しそうなポイントをチェックすると良いということになります。
反転しそうなポイントというのは、
- レジサポとして機能しそうなライン
- これまで機能していた移動平均線
- フィボナッチ38.2又は50.0又は61.8
エリオット波動にも明確な定義を定めるべし!
ここで紹介した様な形だと、ずっとチャートに張り付く必要はありません。
僕の場合は、大体4〜5通貨ペアを次の時間帯でチェックして、第2波が出ているものについてだけ1時間に1度程度見るようにしています。
- 7時頃
- 9時〜10時の間
- 12時〜13時の間
- 16時〜17時の間
- 22時〜23時の間
これをするには、高値・安値をどう定義するかがとても重要になります。
高値・安値の定義さえできると、狙うポイントは概ね定まってきますので、末長く相場と付き合うことができるはずです。
FXを頑張りたいけれども、なかなか続かない理由は、
- 勝てない
- ひたすらチャートを見る割にあわない
という事です。
一部でも参考になれば嬉しいです。
どうしても、ブログでは伝わりにくいところもありますので、後日、動画にて解説したいと思います。
高値安値の定義が重要だと話をしました。こちらの記事を参考にしてください。

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