【FX初心者向け】トレード手法よりも大切なことは期待値の計算

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しぶやん

公立小学校で15年勤務した後、退職。
現在は、アメリカ・香港・ペルー・インドネシアなどの小・中学生に日本の教育を届けている。日本の文化と住まい・暮らし方との関係を追求し、建材メーカーと共に日本の暮らしを研究している。
「なぜ、人は学ぶのか?」「学ばないといけないのか?」元教員の視点も交えつつ子育てに関する情報を発信している。

数学的に物事を考えるのが好きなマスオです。

ちなみに、勝ったり負けたりの時期がありましたが、為替相場との付き合いはおよそ10年になり、今は、利益率月間5〜10%でのんびりと回しております。

そんな僕が初心者から脱却したころを思い出して重要なポイントを書きます。

 

FXの商材やコミュニティーが、宣伝などによく使われる数値が、

  • 勝率
  • 利益率

です。

ところが、ここを重視している以上、FXで生き残るのは難しいです。

厳しい言い方になってしまいますが、この文化がFX業界から消えない限り、負け続ける人は後を絶たないだろうと思います。

OLちゃん
OLちゃん

利益率が良かったらどんどん資金が増えていくってことでしょ。

勝率が高いっていうのも良いことじゃない?

マスオ
マスオ

ところが、勝率が高くても資金が底をつくことだってあるんだ。

そのあたりを具体的に解説しよう。

では、FXで勝ち続けるのに大切なことは何か?

期待値を計算すること

なのですが、実際に裁量トレードを行っている方でも、自分のトレードスタイルの期待値が分からないという方も案外多いものです。

ここでは、

  • なぜ勝率や利益率だけを見ているとよく無いのか?
  • 期待値を計算の仕方と計算するメリット

について解説します。

 

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FXで勝率や利益率だけを重視してはいけない理由

難しい話ではありません。

先日何気に見ていたら、勝率95.7%の文字が!

本当か嘘かは分かりませんが、僕の中ではあり得ない数字です。

僕の場合、約10年相場と付き合っており、試行錯誤してきましたが、勝率95%なんてどうすれば出せるのか分かりません。

この数字が本当だとしても、期待値を計算しなければ破綻するリスクはあります

勝率95.7%ということは、4.3%は負けるということです。

コツコツドカン!をやらかせば、簡単に口座は破綻します。

実際に100回トレードを行い、95勝5敗で計算をしてみましょう。

利益(1勝ごとに100円の利益) 損失(1敗ごとに3000円)
+9500円 -15000円
OLちゃん
OLちゃん

これをやり続けると確実にお金が減っていくじゃない!

 

利益率100%なんかもリスクが大きい数字

実は、時々、少額5〜10万円を1ケ月で2倍にする様なことをやる時があります。

ところが、これはあまりにもリスクが大きく、メンタル的にもよくありません。

確実に資金を増やして行こう!という方は、利益率を抑えることも考える必要があります。

例えば、XM口座(レバレッジ888倍)に10万円の資金を入れて1ヶ月で10万円の収益を挙げようと思うと、ロットを大きくする必要があります。

  • 1ロット(10万通貨)でトレードして10Pipsを10回
  • 0.5ロット(5万通貨)でトレードして10pipsを20回
  • 0.1ロット(1万通貨)でトレードして10Pipsを100回

取らないと資金は2倍になりません。

兼業でトレードをするなら1ヶ月で10Pipsを10〜15くらいが現実的なところ(これでも超優秀だけど)ではないでしょうか。

もちろん1トレードでさらに多くのPipsを獲得することは多々ありますが、ここでは考えやすいように利益を10Pipsとしています。

高い利益率を出そうと思えば、ロットを大きくする必要があります。

素直に10連勝できれば問題ないのですが、誰でも連敗することはあります。

1ロットでトレードして、連敗してしまうと途端に資金は減ってしまいます。

ドラFX@マイナス3600万→億トレYoutuberさんの場合、一気に資金が半分になってしまっています。

ここで、損切りができるかというと…僕ならできません。

利益率が高いということは、リスクも大きいということを忘れてはいけません。

 

これらの問題が起きないようにするために、期待値を計算することは必須です。

 

FX初心者のうちから期待値を計算する習慣を!

期待値の計算と言っても積分をする必要はない。

期待値の計算と言っても積分をする必要はない。

僕は、競馬やパチンコ、宝くじには一切手を出しません。

それは、期待値が低いからです。

期待値とはどういうものか?

数学的な公式がありますが、それを見ても数学嫌いな方にとっては、苦痛でしかないために、簡単な例を挙げて解説します。

(例)じゃんけんをして勝つと200円が貰え、負けると100円を支払う。

じゃんけんをして勝つ可能性は50%、負ける可能性も50%ですから、

(50%×200円)+(50%×-100円)=+50円

ということになります。

当然、この勝負は挑戦した方がメリットがあるという風に考えます。

 

期待値の考え方をFXに適応させると…

自分の手法の勝率が60%とします。

損切りがー10,000円で利益確定も+10,000円だとすると、

(60%×10,000円)+(40%×-10,000)=+2000円

となります。

つまり、この状態を維持してトレードできるのであれば、連敗が続いたとしてもトレードを重ねていけば、資金は増えていくことになります。

検証の段階で少なくとも100回程度トレードしないと、正確な勝率を出すことはできませんが、期待値が+であれば、安心して損切りも行うことができます。


例えば、勝率が40%でも、リスクリワードを調整することで、期待値は十分、プラスにすることも可能です。

勝率40%、損切りー10,000円 利益確定+20,000円の場合だと、

(40%×20,000円)+(60%×-10,000)=+2000円

となり、これをひたすら繰り返すことで資金は増えていきます。

OLちゃん
OLちゃん

こんな簡単なことなのに、どうして、勝てない人が多いの?

マスオ
マスオ

すごいシンプルなことだけど、自分の勝率がよく分からないって人も多いのが現状なんだ。

結果が概ね期待値通りになるって実感するには、多少時間が必要になるけど、これさえ実感することができれば、損切りも怖くなくなるんだ。

 

FX初心者が期待値を計算するためにやるべき手順

  1. トレード用のノートを1冊準備する
  2. これなら資金が増えるかも?という手法を使って最小ロットでトレードする
  3. 最低でも100回はドレードをして勝率を出す(もしくは過去検証)
  4. 期待値がプラスであれば、自分の手法として取り入れる

3の段階の時は、不安しかありません。

そこで、他人のぼろ儲けの利確画面なんか見ると、途端に3が嫌になることがありますが、3を制すると格段にトレードもうまくなるはずです。

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