こんにちは。PTRのしぶやんです。
PTRでは、FXの無料自動売買ツールを配布していますが、利用者さんが増えるほど、正直、緊張感は高まります。
ですから、推奨の設定はかなり安全な数値で案内していますが、問題があるわけです。
これは当たり前のことなのですが、リスクを抑えながら、FX初心者の方にもなんとしてでも利益を出して欲しい…そう思って毎日寝る前には、再度、チャートを眺める日々を過ごしています。

そんな事ってできるの?

ちょっとスマホでの操作がいるから完全放置って訳じゃないけど、上手く活用したら、利益をさらに大きくすることはできるよ。
ナンピンマーチンゲールのリスクを抑えつつ利益を確保する方法
これまで、たくさんのEAを使ってきた訳ではありませんが、ナンピン系のEAは、ナンピンを重ねていった場合、それらがセットとして扱われているケースばかりでした。
ナンピンしたポジションがセットで管理するとリスクは高くなる
例えば、この様な状態の場合です。
これは他のEAを使ってみた時のスクショですが、8ナンピンもしてしまっています。
ショート(売り)でポジションをもっているので、このまま利確ポイントまで下がってくれるといいのですが、このあたりからまた、チャートが上昇してしまう可能性もあります。
チャート上のイメージはこの様な感じです。
この後、チャートはさらに上昇するのか、下降してくれるかは、誰にも分かりません。
せっかく、上のスクショの様に4万5000円ほど利益が出ていたのに、利確ポイントまでチャートが下降せず、上昇してしまえば、また、大きな含み損を抱えることになります。
できれば、青い数字の部分だけでも利確しておきたい…と思う人も多いでしょう。
これまで僕がつかったナンピン系EAは、それをするとロジックが大きく崩れてしまうものや、一つのポジションを決済すると、全てが自動で決済されてしまうというものでした。

大切な資金を守るのにお祈りしかできないっていうのは、僕にしたら大きな問題なんだ。
プラスになったポジションがあればそのポジションだけ決済してもいい
先に挙げた、スクショで言えば、8736円・12300円・24840円を利確したければ利確してもいいし、収支を考えながら、-9540円の部分も利確しておいても構いません。
PTRで配布しているEAが8つもナンピンすることは、滅多に考えられないことですが、ナンピン回数が多くなるほどリスクが高くなるので、そんな時には、利確してポジション数を減らすことも大切です。

利確してもいいけれど、
また、相場がよくない方向に動いたらどうなるの?。

そんな時には、またナンピンするから大丈夫。
どういうことか? チャートを使って解説します。
ここでは、わかりやすくするために、ナンピンを1度(2ポジション)で説明します。
最初に買いポジションを持ちましたが、残念ながら下降してしまいました。
そこで、自動に次のポジションが追加されます。
嬉しいことに、チャートは上昇したので、追加された買いポジションは利益が出たので、早めに利確しましたが…また下降してしまいました。
すると、再び自動で買いのポジションをもちます。
また、チャートが上昇すれば、少し利益が出たところで利確しても構いません。
何度でも、利益は相場から抜き取って問題ありません。
ところがデメリットもあることを忘れてはいけません。
1番はじめにもった買いのポジションは残ったままになってしまうということです。
ナンピンマーチンゲール法で追加したポジションがないということは、利確ポイントまで遠いという点がリスクになります。
もし、あとで追加した1.50ロットのポジションを決済することなく、保有していれば、最後の白丸の部分で含み損はなくなり、すべてのポジションを決済することができます。
ところが、先に触れた方法で、手動で利益のあるポジションを決済してしまうと、最初のポジションだけが残ってしまい、含み損が解消されまるまで時間がかかってしまいます。
これがデメリットなのですが、ナンピンが多くなりリスクが大きいなぁと感じた時には、リスクをおさえながら利益を確保するには、いい方法です。
実際に一部のポジションを決済することが有効だと思われる場面
上の様に、方向感のないレンジ相場だと特に有効です。
また、ボラリティーが小さく、なかなか放置では利確に至らないと言うような場面で、一度利確しておくのもありです。
また、裁量トレード的な使い方になりますが、たくさんナンピンをした後にトレンドが強く反転したという場合に、利益の出たポジションから利益確定をすると、大きな利益を出すことができます。
もう少し詳しく解説します。
現在の含み損は、5,244円です
この時に24840円を利確すると、次のようになり、残ったポジションの含み損は大きくなります。
この時の含み損は、30,084円です

含み損が大きくなるのは当たり前だよね。
マイナスを帳消しにする
大きなプラスのポジションがなくなったのだからね。
つまり、利確ポイントが遠くなったわけです。
例えば、ナンピンをしてもとにかく、収支が+1000円で利確する設定をしている人は、手動で一部決済した人と何もしなかった人とでは、利益に変化がでます。
全てEAに任せた場合 | +1000で利確 |
手動で1つ利確しあとはEAに任せた場合 | +24,840+1000円で利確 |
人によってリスクの考え方は様々ですが、僕は、ナンピン数が多くなりポジション数が大きくなることは大きなリスクだと捉えています。
だから、6ナンピンして相場が反転し出したら、早めに利益のでたポジションは利確するなど、マイルールを設けておくことをおすすめします。
まとめ
自動売買ツールを使っているときに、多くナンピンした場合のことを想定して、リスクを抑えつつ、利益を伸ばす工夫を紹介しました。
- ポジション数が多くなるほどリスクが高くなる
- 早めに利益が出たポジションだけでも利益確定をして、リスクを減らそう
- 手動で決済をした場合は、全てのポジションが自動で決済されるポイントまでの距離は遠くなる。
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