FXで自動売買をするには、VPSを利用することを推奨しています。
VPSって何?というあなたは、こちらの記事を参照してください。

ここでは、僕が数年利用してきたけれども、一度も誤動作などが見られなかったお名前.comのVPS上にMT4を導入する手順を紹介します。
この記事を見ると…

VPSは遠隔操作するって前に言ってたでしょ。
難しそう…。

操作に関する作業って書いてある通りに、徹底して順番も守ってやることが最短です。一度、自分でやれば、自分なりのやり方も見えてくるけどね。
もちろん、FX自動売買ツールを使うのに、VPSはお名前.com以外のものでも構いませんが、僕がお名前.comのものしか使ったことがないので、ここでは、お名前.comのVPSの設定方法を紹介しています。
どの様な流れで作業するのか?
目次を見ると全体像が把握できます。
Step1 お名前.comにアクセスしてVPSの契約を結ぶ
まず、以下のバナーをクリックしてお名前.comのページにアクセスします。
すると、この様なページが開きます。
①1Gプランを選択します。
②支払い期間は自由ですが、初めて自動売買される場合は、1ヶ月払い・6ヶ月払いがいいかと思います。しばらくの期間利用してみて、続けよう!と思われた時にまとめ払いにした方が安心できるかと思います。
③お名前.comを初めて利用される方は、メールアドレスとログイン用のパスワードを入力して、次へのボタンを押します。他のサービスで利用されたことがある場合は、過去に利用したIDとパスワードでログインすることができます。
初めて、お名前.comを利用される場合は、住所など必要事項を入力します。
右側のフォームには、半角英数で入力します。
さらに、右上の合計金額を確認して、次へ進むをクリックします。
続いて、決済に入ります。
必要な情報を入力して、申し込むボタンをクリック。
決済が完了したら、決済完了の通知とVPSを準備していますという内容のメールが届きます。
Step2 お名前.comのVPSの初期設定をする
初期設定と聞くと大変そうに感じるかもしれませんが、一瞬で終わります。
下のリンクからお名前.comに行きます。
右上の お名前.com Navi ログイン をクリックします。
すでに、あなたのIDは発行されています。
もし、IDが不明な場合は、お名前.comから届いたメールを確認してください。
ログインをクリックする。
画面右上のレンタルサーバー管理をクリックします。
この時に、サイトを離れますか?とメッセージが出ますが問題ありません。
次の画面で下にスクロールさせると、デスクトップクラウドが1件になっているはずです。
僕は2つ契約をしているので、2件になっているだけです。
デスクトップクラウドの部分をクリックします。
次の画面で少し下にスクロールしていくと
ここで、初期設定へ進むをクリック。
指定されている通り、ユーザー名・パスワードを設定して実行をクリック。
以上で、初期設定が完了しました。
Step3 お名前.comのページでVPSの接続情報を確認する
お名前.comのVPSのコンロールパネルにログインします。
さらに、このコンピューターを選択を選びます。
①リモートデスクトップをクリック
②RDPファイルをダウンロードをクリック
この時、ファイルは開かず、PCにRDPファイルを保存しておいてください。後ほど使用します。
③リモートデスクトップ接続情報をメモかスクショする
設定はRDPファイルを用いて行いますが、万が一接続が上手くいかない場合は、手動で設定を行うために、メモかスクショをしておいてください。
以上で、お名前.comのVPSへの接続情報が確認できしました。
Step4 VPSに接続するためのアプリをダウンロードする
あなたのPCとVPSを接続する専用ソフト(Microsoft Remote Desktop)をダウンロードします。
下のボタンから無料でダウンロードすることができます。

バージョンが異なっているかもしれません
Step5 VPSに接続するためのアプリに接続情報を設定する
この過程で、質問をいただくことが多いです。
そこで、2つの接続情報の設定の仕方を紹介します。
最初に紹介しているRDPファイルを使う方法で上手くいかない場合は、手動で設定する方法を試してみてください。
簡単に接続できる方法はRDPファイルを使うこと
先ほどダウンロードしたRDPファイルをダブルクリックすると、この様な画面になります。
ここで、接続をクリック
このパスワードは、Step2で設定したパスワードです。
パスワードを入力して、OKをクリック。
接続が完了したら、画面が起動中の画面に切り替わり、VPSのデスクトップが見えます。
えっ!勝手に画面が切り替わらない…という時には?
アプリケーションフォルダまたは、デスクトップに先ほどダウンロードしたMicrosoft Remote Desktopのアイコンがあるはずです。
このマークを探して、ダブルクリックします。
新しい窓が開き、VPSのあなたのユーザー名が出てきます。
上の部分をクリックすると、VPSに自動接続し、上の様な画面に切り替わります。
もし、これまでの操作をしても、上手く接続できない…という場合には、Step3でメモ、またはスクショした情報を手動で設定します。
手動でお名前.comのVPSに接続する設定を行う場合
Microsoft Remote Desktopを起動します。
Newをクリックします。
まず、画面左上のタブがGeneralになっているか確かめます。
次に①〜④まで、必要な情報を入力します。
こちらの情報をもとに入力していきます。
①Connection name
接続情報に名前をつけるだけですから自由に名前をつけてください。
FX-eaなどでもOKです(半角英数)。
②PCname
SDC123456789この様な番号だと思います。
③User name
ユーザー名 **********@dc.srvのようなユーザー名になっているはずです。
④Password
VPSの初期設定をした時に設定したパスワードを入力します。
次に上のように✔︎を二箇所いれて作業は完了です。
OKや保存というボタンがありませんが、思い切って×をクリックして設定を完了させます。
もう一度、この画面に戻り、赤枠の部分をクリックすると、お名前.comのVPSに接続されるはずです。
最後に…
基本的にMacを使っています(時々WINも使うけど)から、Mac基準の解説にどうしてもなってしまいますが、Winでも基本的な考え方は同じです。
- お名前.comでVPSの契約
- Microsoft Remote Desktopに接続情報を入力する
- VPS接続完了
こうしたツールは日々進化しますから、このページの解説と若干異なる部分があるかもしれませんが、ぜひ、トライしてみてください。
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