2021年5月20日、久しぶりにポンドドル(GPBUSD)のスキャルピングをやりました。
ちょっとリスクが高いかなぁ…という場所だったので、ロットはいつもの半分。
どの様な根拠でエントリーし、利確したのか、まとめておきます。
時々、

ねぇねぇ、何分足でトレードしているの?
と聞かれますが、スキャルピングをするにしても、最低でも日足・4時間足・1時間足…と全ての足を見ていますので、よくある「5分足トレード手法!」なんて答えることはできません。
今回、上位足を見る必要性が分かりやすいところでもあるので、
という話をします。
因みに、僕のトレード手法(手法ってほどのものではありませんが)は、次の様な流れです。
- 1時間以上の足を見て、意識されてそうな水平線を引く。
- 1時間以上の足で形成された波に対してフィボナッチを引く。
- 20ma・75ma・200maで意識されているmaを見つける。
- 押し目・戻り目となりそうなエリアを検討づける。
- リスクリワードを確認する。
- 5分・15分足で反転を確認後エントリー。
では、今回のトレードについて解説します。
ポンドドル(GPBUSD)スキャルピングのエントリーまでの流れ
ポンドドル(GPBUSD)は、日足で見る限り、明らかに上昇トレンドだと分かります。
ということは、買い目線でチャートを見た方が良さそうです。
ですが、ちょうど前回つけた高値付近にいるということは意識しておきました。
4時間足を見ると、昨夜からずとレンジを形成しているので、何らかの理由があるかもしれないと思ってラインを引いてみると何度か意識されていることが分かりました。
次に意識されている移動平均線(MA)は無いか探しました。
4時間足で僕が表示させている移動平均線とは、チャートがかけ離れていたので1時間足に変更してみると…
1時間足の200MAが意識されているだろうということが分かりました。
過去をさかのぼっても、あまり綺麗な形ではありませんが、しばらく停滞しており、意識されていたかなぁ…と思われます。
ここにフィボナッチを次の様に引いてみると、
停滞しているレートが31.8%と61.2%の間にあり、押し目として機能する可能性があるだろうと判断。
この後、停滞ゾーンから上に抜ける場面があれば、買い(ロング)エントリーと心の中で決意。
下に抜けた場合は、ノーエントリーです。
ここまで定まれば、5分足・15分足でエントリーのタイミングを計るのみです。
しばらく停滞していましたが、16時前に一旦少しだけブレイクしたので、5分足レベルの押し目となりそうなところで買い(ロング)エントリー。
かなり細かいのでエントリーした付近を拡大すると…
これでも見えにくいかもしれませんので、図に表すと次の様になります。
どこまで落ちて来るのか分からないので、一度落ちて、上昇する動きが見えた時点でエントリーするようにしています。
当然、ブレイク(抜けた!)というところで入るのも一つの方法ですが、これまでの経験で言うと大抵失敗に終わります。
今回は結果として、利確予定の所も超えて伸びていったところになりますが、パッと利益確定したのは、次の理由からです。
ポンドドル(GPBUSD)をスキャルピングにした理由
今回は、利を伸ばすことは全く考えていませんでした。
理由は、
- ポンドドルを触ることが久しぶり
- 直近の流れを見ると、綺麗に30分の200maで押さえつけられている
からです。
今は、答えが見えている状態ですが、この様な状態だと次に200maにタッチすると売られる可能性があると考えられます。
当然、売られないかもしれないし、今回の様にその後グングン上昇するかもしれません。
が、200maには当たるかなぁ…という想定のもとでトレードを行いました。
利益はたった16pips程度ですが、十分です。
最近、SNS等でド派手な金額を公開されている方がいらっしゃいますが、金額は後から必ずついてきます。

金額は重要ではありません。
例え0.01ロットのトレードでも分析を丁寧にし、
シナリオを立ててトレードして勝つことが大切です。
+16pips取得できた場合 | |
0.01ロット | 160円 |
0.1ロット | 1600円 |
0.5ロット | 8000円 |
1.0ロット | 16000円 |
0.01ロットなんかでトレードしていたら、本当に増えません。
コンビニでバイトでもした方がよっぽどお得じゃないか!と何度も思ったことがありますが、小さいロットでも丁寧にチャートを見ることは大切です。
しつこい様ですが10年も相場と付き合っているといろいろな方と出会いますが、
反対に、小さな資金であっても、丁寧にチャートを見て、学び続けた人の資金は、3年もすれば大きな額になっています。
そうした方々と話すと「焦らず丁寧」が資金を増やし続ける最前の近道だと考えています。
受験勉強と比較すれば、相場について真面目に3年間学ぶというのは、随分楽なものです。
反省とまとめ
トレードを終えたあと、チャートを見るとポンドドル(GPBUSD)はグングン上昇していました。
当初の予定通り、30分足200maで一旦売られていましたが、1時間足の押し目の機能の方が強かったということになります。
ここで、無理してスキャルをせずに、30分足200ma抜けでエントリーする形をとった方が良かったかなぁと思いますが、その時間は、チャートを見ることができない時間帯。
仕方がないかなぁ…という感じです。
トレードを勉強したいけれども、チャートを「長時間見る時間が作れない」というのは、多くの方の悩みでもあると思います。
通常のFX-EA(FX自動売買ツール)ロットの調整・エントリー条件の調整くらいしかできませんが、無料配布中EAの案内ページでは、ポジション保有中にも次のポジションをとる条件などを自由に変更でき、リスクを抑えられるものを紹介しています。
僕の場合、裁量トレードも行いますが、常にチャートが観れる状態ではありませんので、EAに活躍してもらいながら、裁量トレードの経験も加味して資金を増やしています。
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