FXで勝てる様になるには、過去検証が大切だとよく言われます。
中には、過去検証は無意味だ!と言われる方もいますが、僕は
しています。
ところが、FXチャートの過去検証をする時に、日足の内部がどの様になっているか見たい!ということが多々あります。
チャートを用いるとこういうことです。
通常なら、この日を覚えて、4H足や1H足に切り替えて頑張ってスクロールをして見ることになりますが、そんなこをしなくても一瞬でFXチャートの四角の内部を好きな時間足で見ることができます。
そこで、ここでは
を紹介します。

先日、5年くらいトレードをしているって知人と話をしていたけれど、彼も知らなかったので、意外と知らない方も多いかなぁと思ってまとめてみました。
操作は超簡単なので、誰でもすぐにできます。
指定日時のMT4チャートを瞬時に細かく見る方法

MT4で瞬時にこの様な1H足などを表示させる方法を解説します。
STEP1 MT4の自動スクロールボタンをオフにする
MT4の画面上の方にある緑の三角ボタンをオフにします。
(多分、通常トレードを行っている人はオンになっているはず)
STEP2 MT4画面の下に超小さい三角が表示される
超小さいっていうのが辛いところです。
この三角は右にドラッグすることができます。
ドラッグすると拡大図の様に縦線も動くので、拡大したい部分に三角と縦のラインを合わせます。
実際にやってみると、次のような感じになります。

日足のローソク足のより細かい動きをすぐに見る方法(ポンド円日足)
この状態(日足)で時間足を切り替えると…
日足で引いたライン付近の様子が細かく表示されました。
この記事では4H足で説明をしましたが、1H足・15分足など他の短い足にも対応します。
FX過去検証の必要性

過去検証については、様々な考え方がありますが、僕は
という考え方をしています。
理由はシンプルに、
です。
理由を解説します。
裁量でトレードしている場合、様々なトレード手法がありますが、自分の用いている手法の優位性を確かめておくことはとても重要です。
例えば、1週間で4回エントリーして4回勝ったとします。
当然、勝率は100%ですが、この後のトレードも100%勝てるかと言えば、決してそんな事はありません。
寝ている間にもエントリー条件を満たしていることもあるし、仕事をしている間にもエントリー条件を満たしていることも多々あります。
もし、自分がチャートを見ていたらエントリーしたであろう…というポイントでも勝敗を確認することで、より正しい勝率を出すことができます。
エントリーが4回での勝率より、エントリーが100回での勝率の方が信頼の高いデータとなることは明らかです。
より信頼性の高いデータがあれば、トレードによる期待値もより正確に求めることができます。
期待値については、【FX初心者向け】トレード手法よりも大切なことは期待値の計算をお読みください。
FXを教えて欲しい…という方にもたくさん出会いましたが、実際にトレードしつつ、過去検証を真面目にされてきた方は、しっかりと利益を出されています。
少し厳しい言い方になりますが、過去はもう過ぎ去ったものだから・なんとなく気分が乗らないから…と言ってこの作業を怠る人で、FXで勝ち続けている人は、僕の知る限り一人もいません。
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